幸せは見えにくいけど
不幸せはよく目立つ
幸せは漠然としているが
不幸せはひどくあからさま
幸せはいつもそばにいるけど
あまり気づきにくい
不幸せは不意にやってきては
全てをかき乱してく
いつも当たり前にあったものが
突然奪われると、人は不幸せを感じる
その時になってようやく
幸せはすぐそこにあったんだと気づく
幸せは風船
常にふわふわと
それがいつの日かいきなり破裂して
耳をつんざくかもしれない
だから
当たり前にある幸せに感謝しよう
当たり前じゃない不幸せに
当たり前にある幸せに感謝しよう
不幸せにばかり目を向けるのではなく
漂う幸せを感じ取ろう
数少ない不幸せの重しと
数えたら意外とたくさんある幸せの粒
きっと天秤にかけたら
幸せの方に傾くと思うんだよ
人の魂は幸せなだけだと
ふわふわと天まで飛んでいってしまう
だからある程度不幸せの重しをつけて
魂を地に
それは生きている証
どうか不幸せに押し潰されませんように